先日、建築設計学科の授業の一環であるOCTのリカレント生を対象とした特別講義が行われました。
この講義では、ゼネコン・住宅メーカー・デザイナーなどの様々な分野で働く講師にお越しいただき、その業界に就くまでの過程や、業界での仕事の内容をはじめ、厳しさや、やりがいなどをお話ししていただくものです。
今回は2008年建築学科リカレントクラス(現在の建築設計学科)を卒業した早雲美菜さんにお越し頂きました。
彼女は、2008年にOCTを卒業後、イケア・ジャパン株式会社に就職し、コミュニケーション&インテリアデザインという部署でお客様に心地よく満足していただく売り場づくりを中心に手掛けるヴィジュアルマーチャンダイザーにて経験をつみ、現在は、横浜市にある港北ストアにて部屋のデザインを中心に手掛けるインテリアデザイナーとして勤務しておられます。
早雲さんが現在の職業に就くまでの過程についてお話していただいたのですが、とても行動力のある方で何事にも前向きに行動し、仕事で失敗してもマイナスにとらえず、プラスに考え次に生かす方であることがとても印象的でした。
また、早雲さんのお話で「OCTで泣いた経験があるから仕事でも耐えられる」と仰っていたのがとても印象的で、OCTで過ごした時代は課題などに追われ、つらいこともたくさんあったけれどOCT時代に培った無から有を創造する力が、現在のお客様の家族構成やライフスタイルにあった部屋のデザインをする力に直結しているということでした。
彼女は、最後の学生の「学生時代にしておくべきことは何か?」という質問に対し、「積極的に色んな所に行き、色んな人と会い、色んなことをしてください」と仰っていました。
学生のみなさんにも早雲さんのように失敗を恐れず、自分の進みたい道へ邁進する学生に育って欲しいものです!!
BY:T.O