建築設備を基礎から学ぶとともに、地球環境をも視野に入れた学びを展開する「設備環境デザイン学科」ですが、
今回は建築系学科共通科目「設計製図Ⅰ(通称 S1)にて
「アタッシュケースか?風呂敷か?」について考えてみました。
対象学生は1年生です。
この課題はグループでのリサーチや議論、
そこから導かれたテーマに沿った説得力のある「プレゼンテーション」等について学ぶことを目的とした課題です。
アタッシュケースと風呂敷。
このどちらが、どのように優れているのか。
そして、それらの持つ将来性や可能性は?と、議論を膨らませます。
「風呂敷はエコだ!日本の母だ!」「アタッシュケースは災害に強い!」などなど、
時勢も読み込みながらのプレゼンテーションに挑んでいます。
普段はエンジニア色の濃い科目を学んでいる学生ですが、
この「プレゼンテーション」は仕事を行う上でも重要です。
たとえ良い提案であったとしても、納得のいく説明ができなければ仕事につながりません。
よって、この「プレゼンテーション能力」が求められます。
入学当初は人前で話すことを苦手としていた彼らですが、かなり積極的になってきました。
どうすれば人が話を聞いてくれるのか・・・。
試行錯誤を重ねた結果のプレゼンテーションを行ってくれました。
この調子で、「人前で話せる設備エンジニア」を目指してください!