A history of OCT / OCTのあゆみ
「製図夜学館」の名称で創立したOCTは、
今年で129周年を迎えます。
絶えず科学や工学の発展に合わせ、
時代とともに学びを更新してきたOCT。
その歴史を、大阪を代表する建築物の推移、
社会の大きな流れと合わせて紹介します。
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工業化社会の基礎づくり
1901 ノーベル賞制定。第1回物理学賞にX線の発見者レントゲン。
1901 マルコーニが大西洋横断無線電信に成功。
1903 ライト兄弟、ライトフライヤー号で人類初の操縦による動力飛行を行う。
1904 日露戦争はじまる。
1905 アインシュタインが特殊相対性理論を発表。
1907 日本初の国産自動車「タクリー号」完成。
1908 エッフェル塔から初めての長距離無線電信連絡に成功。
1909 日本で電話の普及台数が11万を超える。
1910 フォッカーが飛行機を発表。
1914 第一次世界大戦はじまる。
1915 ベルが初の北米大陸横断(サンフランシスコ-ニューヨーク)電話通話に成功。
1916 アメリカで自動車生産台数100万台突破。
1920 カレル・チャペックが、戯曲『R.U.R』の中で「ロボット」を創作。
1920 国際連盟が発足。 -
科学技術の発展、戦争技術の高度化
1922 フリードマン、一般相対性理論にもとづき膨張宇宙モデルを考案。後の「ビッグバン」理論のもとに。
1923 関東大震災発生。
1925 日本で初の普通選挙法成立。
1927 リンドバーグ、世界ではじめて単独で大西洋無着陸横断飛行に成功。
1928 ロンドンで開かれた「機械展示会」に、立ち上がってあいさつするロボット「エリック」が出展。
1929 ニューヨークのウォール街で株価大暴落、世界大恐慌はじまる。
1931 満州事変起こる。
1934 ジュリオ=キュリー夫妻が、人口放射性元素を発見。
1937 盧溝橋事件を発端に日中戦争はじまる。
1939 ドイツで世界初のジェット機「ハインケルHE178」の飛行実験に成功。
1939 ヨーロッパで第二次世界大戦はじまる。
1941 アメリカとソ連でテレビ放送開始。
1941 太平洋戦争はじまる。 -
高度経済成長を背景に、地球から宇宙へ
1942 アメリカ、原爆開発のマンハッタン計画に着手。
1943 朝永振一郎、量子電磁気学の基礎となる超多時間理論を発表。
1945 第二次世界大戦終結。この時期から、アメリカとソ連の対立深まる。
1949 湯川秀樹、日本人初のノーベル物理学賞受賞。
1950 朝鮮戦争はじまる。
1951 ショックレー、接合型トランジスタを発表。
1951 アメリカ、原子炉発電実験に成功。
1953 ワトソンとクリックがDNAの二重らせん構造を提唱。
1954 電気冷蔵庫、電気洗濯機、電気掃除機が「三種の神器」と呼ばれる。
1955 アメリカが初の産業用ロボットを設計。
1957 ソ連が史上初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功。宇宙開発時代はじまる。
1958 クレイが初の完全なトランジスタ式スーパーコンピュータ「CDC1604」を完成。 -
IT革命を背景にした社会の発達
1961 有人宇宙船ボストーク1号のガガーリン少佐、史上初の地球一周有人飛行に成功。
1962 キューバ危機勃発。核戦争の危機に直面。
1963 NASAが世界初の通信用静止衛星シンコム2号打ち上げ、衛星通信が本格的にはじまる。
1964 第18回夏季オリンピック東京大会開催。
1965 日本、原発による商業用発電を開始。
1967 日本で産業用ロボットが導入。
1968 日本初の超高層建築、三井霞ヶ関ビル竣工。
1969 アポロ11号が月面着陸に成功。アームストロング船長が人類初の月面歩行。
1970 日本万国博覧会開催。ワイヤレスフォン展示。
1973 第1次石油危機。
1976 アメリカの火星探査バイキング1号、2号が火星表面に軟着陸。
1981 アメリカが世界初の有人再使用型ロケット「スペースシャトル」打ち上げ。 -
グローバル化社会の幕開け
1981 マイクロソフト社がパソコン用のOS「MS-DOS」発表。
1983 アメリカとフランスでそれぞれエイズ・ウイルスを発見。
1985 NTTが初のポータブル電話機「ショルダーホン」発売。
1986 チェルノブイリ原子力発電所が爆発。
1987 ニューヨーク株式市場で株価大暴落。
1989 ベルリンの壁崩壊。東西冷戦終結。
1991 湾岸戦争はじまる。史上初のハイテク兵器による戦争。
1992 スペースシャトル「エンデバー号」で毛利衛が宇宙遊泳。
1994 世界各国でインターネット普及。アメリカン・オンライン(AOL)の利用者が100万人以上に。
1995 阪神・淡路大震災発生。
1995 Windows95発表。
1996 クローン羊ドリー誕生。
1998 国際宇宙ステーション建設開始。
1999 ソニーが犬型パーソナルロボット「AIBO」を発表。 -
社会の転換期
2000 BSデジタル放送開始。
2001 ホンダが「ASHIMO」を一般企業向けにリース開始。
2001 アメリカでイスラム原理主義過激派による9.11テロ事件発生。
2002 サッカーW杯、日韓共同で開催。
2005「2005年日本国際博覧会(愛・地球博)」開催。
2008 iPhone OS:スマートフォン用OS発表。
2010 チュニジアで政権民主化を求める大規模デモ発生。「アラブの春」の発端に。
2011 東日本大震災発生。福島原子力発電所から放射能漏れ。
2012 東京タワーに替わる電波送信塔「東京スカイツリー」竣工。
2013 中国四川地震発生。
2014 国際宇宙ステーション(ISS)船長に若田光一が選ばれる。
2014 あべのハルカス竣工。
2014 探査機「ロゼッタ」が彗星に着陸。
『鉄腕アトムの軌跡展』『技術士ハンドブック第2版』『情報の歴史を読む』ほかより抜粋
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- 1895(明治28)年の創立以降、OCT は「ものづくり」の精神と高い技術力の養成を続けています。
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1895
創設者福田右馬太郎、大阪における文明開化の震源地である川口に隣接した本田にて、勤労者を対象に機械製図法を教える
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1898
私塾、「製図夜学館」創立
私立学校として大阪府より認可 -
1903
福田右馬太郎、工業技術の最先端であったアメリカへ渡米、最新の製図技術をマスターし翌年帰国
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1905
右馬太郎、私塾から本格的教育機関とすることを決意
「私立大阪製図学館」へ校名変更し昼間・夜間授業を開始 -
1906
わが国初の製図通信教育を開始
樺太(サハリン)から台湾まで数多くの製図技術者を育成 -
1918
西区本田から北区川崎町(現校地)へ移転
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1924
建築製図科新設
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1932
「大阪製図学校」へ校名変更
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1933
機械科、建築科新設
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1937
トレーサーを養成する女子製図科新設
タイピストとならんで女性の花形職業となり脚光を浴びる -
1943
戦時下、文部省より時局に不適当とされる各種学校の閉鎖命令が下るが、校長の抗議により免れる
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1945
校舎全焼、裕泉寺の庫裏を仮校舎として授業再開
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1951
「大阪製図専門学校」へ校名変更
機械工学科、機械設計科、建築工学科、建築設計科新設 -
1954
二級建築士受験資格認定
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1956
新校舎落成
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1959
2 級製図工技能士検定、2 級建築大工技能士検定受験資格認定
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1964
大阪工業技術専門学校へ校名変更
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1965
学校法人福田学園設立
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1972
環境設備科(現 設備環境デザイン学科)新設一級建築士受験資格認定
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1976
専修学校として認可
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1977
2 級管工事施工管理技士受験資格認定
単位制導入 -
1978
建築設備士受験資格認定
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1979
1級・2 級技能士検定受験資格認定
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1980
海外研修旅行開始
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1984
2級建築施工管理技士受験資格認定
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1989
CAD製図科新設
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1990
1 級建築施工管理技士、1 級管工事施工管理技士受験資格認定
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1991
文部省より「専修学校教育高度化開発研究委託」の指定を受ける
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1994
文部省助成講座「西洋建築ガイド」開講
社会人対象の開放講座はじまる -
1995
創立100 周年
「専門士」称号付与認定( 2 年課程卒業生) -
1997
建築総合学科、建築CAD科新設
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1998
建築実務専科(現 建築士専科)新設
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1999
建設土木学科新設
ISO14001 の認証を取得 -
2000
姉妹校 大阪リハビリテーション専門学校開校
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2001
インテリアデザイン学科、建築技能学科(現 大工技能学科)新設
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2003
環境土木学科新設
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2006
「プライバシーマーク認定」を取得
ASR 社会貢献活動はじまる -
2008
新3 号館「モノづくり館」竣工
ものづくり、デザインのプロを目指す人のための情報誌『レミノ』発刊 -
2009
学科編成改編
建築大工技能士試験会場に認定
姉妹校 大阪保健医療大学開学 -
2010
リカレント生のための建築設計学科新設
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2013
大阪保健医療大学 大学院 開設
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2014
フレックス建築学科新設( 夜間部・単位制)
文部科学省より、建築系6学科が「職業実践専門課程」に認定 -
2015
機械系学科が「職業実践専門課程」に認定
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2020
創立125周年