建築設計学科2年生の最初の課題は、オフィスビルの設計です。
前回は都市の中のオフィスビルデザインを調査しましたが、これからはいよいよ設計です。
今回は、課題に取り組む前に敷地の大きさやこれから設計するオフィスビルが建ち上がるイメージを実感する実習です。
実際に建築の設計をするのに紙やPCの上だけでは本当の大きさや使われ方のイメージを実感するのは建築設計のプロでもなかなか難しいのです。
そこで、ロープを張って敷地の大きさを体感する「なわばり」というものを行います。
今日はその様子はレポートします!
大きな敷地に「なわばり」をするには長い巻尺が必要です。グループに分かれてまずは長さを測ります。
長さを測ったら、ロープを地面に固定するために釘を打ち込みます。
敷地だけでなく、階段やその他空間の大きさなども色を変えたロープで「なわばり」ます。
「なわばり」が終わったら、高いところから眺めたり、実際になわの中に入って、空間の大きさを体感し、これから設計するオフィスビルのイメージをよりリアルなものにしていきます。
これが終われば、いくつも模型を作り、図面を描き本格的な設計が始まります!