大阪市福島区の地域交流スペース「ほっこりハウス」に、
建築設計学科2年の吉野雄亮くんの企画による「街角文庫」が完成しました!
「ほっこりハウス」代表 村田昌子さんのご協力を得て実現したものです。
また福島区役所のみんなさんにも多方面にわたりサポートいただきました。
今回は、そのオープニングイベントの模様をレポートです。
「ほっこりハウス」代表 村田昌子さん(写真左)は、
福島区で長年、ご自宅の一部を開放する「住み開き」をおこない地域や様々な人たちとの交流活動をされています。
「街角文庫」は、「ほっこりハウス」につくられました。
これが「街角文庫」の本棚です。吉野くんの設計・施工です。
「街角文庫」開設のオープニングイベントには、
福島区の坂本区長からお祝いの挨拶をいただきました。吉野くんもやや緊張気味です。
「街角文庫」は本棚を設置することだけが目的ではありません。
「街角文庫」には、地域交流・世代間交流のためのしくみが仕掛けられています。
吉野くんが、それを紙芝居で説明です。
来場者で「ほっこりハウス」も満員です。
「街角文庫」の考え方は、読んで欲しい本をこの本棚に置きに行きます。
本の中には、思いやメッセージを書いておきます。
すると、次にこの本を手に取った人は、その思いを受取ります。
またその人がメッセージを書いて置きに来てもいいし、本をもらってもいいです。
かなり緩いルール―で、本を通じてつながって行くイメージです。
でも、本棚設置のためには、部屋の現状調査が必要です。
こちらが本棚設置後です。
間取りを決めて、本棚も設計しました。
これが吉野くん設計の本棚です。
たくさんみんなが本をもってきてくれるとうれしいですね。
これは、「街角文庫」の考え方の解説書です。
福島区の一部の図書館や、「ほっこりハウス」で、もらえます。
「街角文庫」にやってきた本には、このシールが貼られます。
もっと詳しく知りたい人は、吉野くんの提案書を読んでみてください。
村田さんと吉野くんと、お手伝いいただいた先生方です。
「街角文庫」のコンセプトが広がって行くといいですね!
この模様は、こちら↓でも紹介されています。
http://baycom.jp/service/cable_tv/community/news/jimoto_o.html
(文責 吉田)