【大阪市北区(中津)プロジェクト】
建築設計学科一年生では現在、
グループ設計課題として「まちへの提案」に取り組んでいます。
この「まちへの提案」課題とは、
徹底したリサーチを元に、そのまちに対して何が必要なのかを考え、
コトからモノ、ソフトからハードの幅を持って提案するという課題です。
今年は、学校がある区と同じ大阪市北区にある「中津」地域を対象地とし、取り組んでいます。
まちへの提案ですから、
そこに住む住民をはじめ,そこに関わる人々のことを考えることが大事なのですが、
普段はなかなかその声を聞くのは困難です。
ですが、今年からは北区まちづくりセンターさんや町の方々のご協力により、
実際にそこに住む方々にお話を聞く機会を設けていただくことができました。
先日、その座談会が行われ、
まちの歴史や現状、町会や地域活動協議会などの地域活動の内容をお聞きしました。
そして、それを踏まえて町中を何度も歩き、
独自の視点で様々なリサーチをした結果をまた、
住民のみなさんの前で発表する機会をいただきました。
この発表会は、大阪市北区まちづくりセンターさんが主催する「まちゼミ」の一貫として、
まちセンさんとの協働で開催していただきました。
学生たちも緊張ぎみでしたが、しっかりリサーチ結果を発表していました。
会場からも、質問やご意見をいただき、今後につながるいい機会となりました。
このリサーチを踏まえて、2月にはまちに対しての提案をします。
どんな視点でどんな提案がでてくるのかが楽しみです。