建築設計学科2年生「意匠設計Ⅰ・Ⅱ」の授業 北大阪急行電鉄千里中央駅構内「ワインスタンドしゃぶちん」新店舗設計の課題です。
㈱栄弥さんが営んでいる「千里しゃぶちん本店」が千里中央駅周辺で既に開業されていますが、今回新たに駅構内の立地を最大限活かした新店舗設計の依頼がありました。
担当講師のアルファ建築設計事務所の木村先生(建築学科Ⅱ部卒業)を中心に各学生が色々なアイデアを出しています。
このプロジェクトの経緯
建築設計学科の在校生はリカレント生(社会人・大学・短大・専門学校卒)で、建築学だけでない素養を発揮する授業です。よって、社会とリアルにリンクする建築デザインを身につけること、自然や人の流動など周辺環境なども考えることが重要で、先を見据えた建築を学びます。
飲食店コンサルタント担当としてOCTの授業を担当してくださっている中武先生より、「一人鍋」のビジネスモデルを開発したビジネスパートナー「しゃぶちん」の梅原オーナーを紹介いただき、学生達の新しい店舗展開のアイデアを授業として実践します。
新しい店舗展開をするにあたって、お店やまちづくり提案、リフォーム提案(マーシャルホーム)など学生と一緒にウィズコロナ 、本当の意味のライフスタイルを、学生・オーナーがタッグを組んで探していきます。
(左)木村先生 (右)中武先生
木村先生 講義授業
※コロナ前の授業の様子です※
授業の内容
4月から授業がスタート、建築の基礎を(デザイン・設備・配置計画)学び、店舗開発(お店が出来上がる概論・資金繰り・売上げ)お店の環境、時勢など考える事は様々です。
授業内ではプレゼンテーションも行い、最優秀賞の建築設計学科2年生楢原(ならはら)さんを中心に店舗設計がスタート、㈱栄弥「しゃぶちん」オーナー梅原さんとの打ち合わせも複数回行いました。
▶中武先生によるワークショップレクチャー
▶プレゼンテーションの様子
▶プレゼンテーション時、梅原オーナーからの講評会
▶楢原さん 製図の様子
▶現地調査(千里しゃぶちん本店)と梅原オーナーからのクライアントレクチャー
新店舗は北大阪急行電鉄 千里中央駅構内地下1階 ワインスタンド「しゃぶちん」として2021年12月10日に無事オープンしました。
(左)木村先生 (右)最優秀賞の建築設計学科2年楢原さん
※写真撮影時のみマスクを外しています※
楢原さん コメント
建築で店舗設計は、利益を考えないといけない。いつか必要になると思っていました。
他校では経営を考えた上での建築設計の授業はありません。OCTでは建築と経営で企画開発、設計から施工まで関わります。非常にリアルな授業です。
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