普段、学生が行っている授業や、その中での課題などについてのレポートです。
さて、今回は建築系学科の1年生対象の授業、「設計製図Ⅰ」から。
必修で実習形式の授業ですが、ユニークな課題が盛りだくさん。
その中から先日行われた、「アタッシュケースか?風呂敷か?」という課題のレポートです。
アタッシュケースや風呂敷など、平成生まれの学生たちにはやや縁の遠い存在です。アタッシュケースや風呂敷を下げて学校へ来る学生もなかなか見当たりません。そんなこの2つ、どちらが優れているかをグループで判断し、プレゼンテーションを行う課題です。
まずは情報収集です。インターネットや、店に走ったりと、まずは色々な情報をグループ内で手分けをして集めます。
そして、集めた情報をもとにグループ内で議論、議論、そして、議論・・・。
話がまとまったらどちらか1つに軍配を上げ、プレゼンテーションボードを作成します。
当然ですが、ここで要求されることは「説得力」。
軍配を上げた1つがどれほど優れているのかをプレゼンテーションをしてもらいます。
ということでpoint!
この課題で特に重要なのが「情報を集めるコト」です。
既に自分自身の中に蓄積さされた情報だけを頼るのではなく、貪欲に、積極的に情報収集を行うこと。
少ない情報からは何も生まれないと思います。(ということに気づいたかな?)
これって、ものをつくる人には必ず必要なスキルですね。
そして、「楽しむコト」も忘れずに。
(TO)