建築学科施工管理コ-ス建築生産特論Ⅱaにおいて、耐震補強・耐震診断現場実習を行いました。
耐震診断とは既存の建築物で旧耐震基準で設計され耐震性能を有していない建築物を、現在の構造基準(耐震基準)で耐震性の有無を確認することを言います。
耐震診断は、建築物の概要や使用履歴、増改築、経年劣化等の内容を確認し、耐震診断のレベル判断をします。調査結果から構造の耐震性の検討・評価を行い、耐震補強案を提出し補強工事を行っていきます。
本校講師が担当している住宅において、耐震補強の仕方や耐震診断、検査の実習を教員指導のもと学生が行いました。仕上げが剥ぎ取られた木造軸組を検査・記録し、どのように耐震診断・検査を行い、又、どのように補強を行えば、地震時に建築物が耐えられるか、といった指導を受けながら記録をとっていました。
この実習を通じて、耐震診断について興味を持ち、技術を習得してくれたら幸いに思います。