建築学科では緩やかな進路が決定できるように、1年次後期からは設計専攻、施工専攻に分かれて学びます。また、2年次からは意匠コース、構造コース、管理コース、技術コースに分かれ、更に専門性を高めた学びを深めます。
そして今回は、意匠コース生(2年生)による、夏季休暇期間を利用した「建築合宿」レポートです。
一泊二日で建築を巡り、その間に現在取り組んでいるコンペ(設計競技)の中間発表も行うという、寝不足覚悟、体力勝負な高密度スケジュールでの合宿です。
そんな欲張りな内容を可能にするエリアを議論した結果、金沢を中心とした北陸方面を巡ることで決定しました。このエリアには、歴史を感じる古いものから新しいものまでが数多く点在します。そして、それらの距離もかなり近く、短時間で一気に巡るには最適です。
越前大野の城下町からスタートし、金沢海みらい図書館、兼六園、鈴木大拙館、茶屋街、武家屋敷、金沢21世紀美術館、などなど・・・。宿泊先も、築100年を超える町屋ということで、タイムマシンに乗り続けていたような感覚に陥ります。
普段、学内や自宅で机に向かいながら「考える」ということが多い学生達ですが、学校を飛びだし、あまり知らない場所に自分の身を置き、実物に触れながら考えることで、新たな発見が沢山あったことだと思います。その発見はレポートでの振り返りに期待しています~!