建築学科1年生授業「設計製図Ⅰ」の課題「すまいの設計」からの授業レポートです。
普段、建築に関する知識や技術をそれぞれの科目に分かれて学んでいる学生達ですが、
この課題ではその学んだことを総動員しながら1つの「すまい」を設計します。
まずは敷地やその周辺環境の調査から始まり、
与えられた諸条件の整理、法的規制のチェックを行います。
そして、構造形式なども検討しながら魅力的な住まい方の可能性を模索し、
設計者としての方向性を定めながら1つの案へと収束させます。
図面やスケッチ、模型制作や3DCADでの立体化、言葉での整理整頓など、
今までに習得した技術をフル活用しなければなりません。
また、このように習った技術を実践的に使うことでようやく自分のものになるのです。
全10週と長丁場な課題です。
とにかく手を動かしながら考え続けることが求められます。
そして当然ながら体力も。
最後まで粘り強く、自分なりの答えとしての「すまい」を提案してもらいたいですね。