間もなく後期が始まります。
大工技能学科2年生のオープニングは、9月20日(金)の「学外実習(日帰り)」からです。
例年、9月の「学外実習」は、岡山・後楽園と閑谷学校の見学でしたが、今年は「樹木」から「木材」までを見て・知るをテーマに岡山県西粟倉村の「森の学校」にお世話になり、「天然林」「人工林」「伐採」「製材」「木材加工」を見学します。
先日は、その下見に大工技能学科の教員3名で行ってきました。
この実習の目的は、「木」の生い立ち、成り立ちから「木材」「木材加工」までを見学し、「木」を扱う技術者としての心構えを深めてもらう為の実習です。
普段の技能実習授業でも木材の「元口」と「末口」、「木表」と「木裏」、「背」と「腹」を意識して作業しているのですがその様な木の扱いに関する意識につながる実習になれば、と思っています。
「西粟倉・森の学校」。廃校になった小学校の校舎を木工製品の展示、カフェなどに使っています。
元教室は、木工製品の展示室。
懐かしい木造校舎の廊下。
木工教室もあります。
元体育館は、木造骨組みの展示場。
天然林。見学当日は人工林も見学予定。違いを見て、感じて、知ります。