先日教員3名で下見に行ってきた「岡山県西粟倉村・森の学校」に2年生全員で行ってきました。
西粟倉村は、岡山県の北東端にあり、町村合併をしないで残った数少ない村で、人口1600人弱の山に囲まれた小さな村です。森林資源の活用を目的に設立された「㈱西粟倉・森の学校」が製品の販売や体験ツアーを企画しています。
木を扱って技能実習を行っている大工技能学科としては、森の木を見てその木がどのようにして私たちに届くかをツアーで一挙に見学できるので訪れてみました。
天然林と人工林の境目を見たり、5・60年生の人工林、100年生の人工林などを見て林業の現状を知ったり、植生を見たりした上で、加工現場、家具工房を見学しました。
「木を知って、木を使う」今回の見学テーマを学生たちはどれだけの事を感じ、理解してくれたのでしょうか?これから始まる卒業制作が楽しみです。
*村内を回る前に廃校になった木造校舎の教室で林業に関する講義を聞きました。
◆「天然林」「人工林」の中で
◆森林組合にて
◆加工場にて
*製材されて板材に
*フローリング材 加工場
*家具工房にて。椅子の材料としては珍しい「桧」を使った椅子の説明を聞きました。
材と材の接合方法は、企業秘密だそうです。