大工技能学科は、学校内の実習だけでなく、
学外に出て木造建築や大工技能に関する学習をしています。
1年生の1回目は、神戸市にある庭園「相楽園」と
全国でも珍しい大工道具に関する資料館である「竹中大工道具館」の見学です。
現地集合、スーツ着用が条件です。
相楽園は、兵庫県庁の隣にあり、
4年前に卒業したOBの卒業制作(腰掛待合)を寄贈し使って頂いている日本庭園です。
毎年この時期に伺っていて、新緑の庭を歩いて廻り、
実際に使ってもらっている先輩の作品に触れるのが目的です。
竹中大工道具館は、相楽園から徒歩10分もかからない場所にあり、
毎年この2か所をセットで見学していたのですが、
今月をもって一時閉館し、秋に新神戸駅前で新館をオープンする、との事。
相楽園からは遠くなるのですが、
今年の2・3月に「高床式倉庫」を寄贈・完成した布引ハーブ園は、
新神戸からロープウェーに乗ってすぐのところ。
来年からは、「高床式倉庫」と「竹中大工道具館」新館をセットで見学できるのです。
と言う事で、この日の見学を終えてから教員2名で布引ハーブ園の「高床式倉庫」を見学に行ってきました。
建物は、園の人達により板張りの外壁がモスグリーン色に塗られ
すっかりハーブ園に溶け込んで昔からそこにあったようでした。
◆神戸市・相楽園 「腰掛待合」
*門(木造)も必見!…阪神・淡路大震災でも倒れなかったそうです。
◆神戸市 「竹中大工道具館」
◆神戸市布引ハーブ園01
◆神戸市布引ハーブ園02
*ロープウェーから
*バラ園から
*色々な角度から