毎年恒例にしていた鳥取県への1泊2日の「学外実習」が、
10月にあった地震により延期になり、
行き先を変更して「奈良県橿原市・今井町」「天理駅前再開発現場」
「法隆寺」「桜井市銘木市場」の見学を2日に分けて行いました。
木造を勉強している学生たちにとって伝統的建造物群保存地区である「今井町」、
日本最古の木造建築「法隆寺」、市場が開催される直前とあって、
たくさんの銘木が集まっている「桜井市銘木市場」での「木」に関する研修と、
OCTのOB(建築学科卒業)が市側の監理者、請負の監督でかかわっている
「天理駅前再開発現場」での職業教育を兼ねた現場見学は、
案内して下さった方々の熱い説明、
盛りだくさんの見学内容で充実した2日間となりました。
夏休みにお世話になり見学を予定していた倉吉の方々には、
震災復旧に何も役に立てないもどかしさもありますが、
少しでも技術者への自覚を持ってる意義のある研修旅行になったと思います。
夏休みに熊本の復興ボランティアに参加した2年生に続く学生が出てくれることを期待しつつ、
明日からの大いなる(?)意欲を持ってOCTに帰ってきたことと思います。