夏休み前に学内予選を勝ち抜いた学生代表3名と教員2名親方1名で「第33回削ろう会・蔵王大会」に参加してきました。
大阪(伊丹)から飛行機で仙台に飛び、途中にある「伝統的建造物群保存地区」に指定されている村田町の「蔵の街並み」を見学。
昼前に会場である「蔵王町B&G海洋センター」に到着。午後と翌日の午前に競技参加しました。OCTとしては2回目の参加ですが、学生にとっては初めての体験で周りの「削リスト」の「鉋がけ」「砥ぎ」の姿を見て様々に工夫をした道具を見るだけでも大きな刺激!
こんな中で自分たちが削っていいのか?!と思いながら「薄削り」にチャレンジしました。
競技は、2日目の午後に決勝が行われ、大変な緊張感の中、5人のファイナリストが「青森ヒバ」の決勝用の材にチャレンジされました。この姿は、本当に美しい!
決勝を見てすぐ、近くで公開されている「重要文化財・我妻家住宅」へ。間口が38mもあり、民家としては、大変大きな住宅で内部に入ると栗材の丸太で組まれた体育館?と思えるぐらいの「土間」があり、しばし写真を撮ることを忘れて見上げてしまいました。
実を言うと宿泊先が「蔵王山」のふもとにあるホテルで、2日目の朝早くにホテルを出て紅葉の始まった「蔵王山」も見てきました。
本当に濃い濃い2日間でした。来年は、九州・久留米市で11月に開催されるそうです。3回目のチャレンジになるOCTとしては、そろそろ学生の部で入賞者を出したいと思っています。次の新しいOCTの「削リスト」を発掘するために学校での実習、頑張ります‼‼‼