インテリアデザイン学科1年生の通年科目に「デザイン基礎演習」というものがあります。
「デザイン」をキーワードに視野を広げ、様々なことに興味を抱くためのきっかけづくりとしての授業です。
前回は段ボール箱を密閉し、内部を満たす光をイメージしながら穴(開口部)を開けてみましたが、
今回は色のついたセロファンや、色画用紙、アルミホイルなど、様々な素材で「内部空間」をつくってみました。
そして前回同様に屋上へ繰り出し、太陽光で確認です。
さて、「そこに入ってみたい~!」と思える空間ができあがったでしょうか。
この課題で大切なことは「手を動かしながら考える」ということです。
頭で思い描いたイメージをそのままつくって終えるのではなく、つくって、確認、そして変更と、
とにかく試行錯誤することです。言い換えれば「反復横飛び」です。
ということで、どんどん反復横飛びをしながら基礎体力を養ってもらいたいと思います。