1年生後期の大きな課題の1つ「すまいの設計」が終わりました。
生活のシーンをじっくりと思い描きながらつくり上げ、学生個々が提案する住いが浮かびあがってきました。
今回は自分のため家ではなく、仮想のクライアント(お客様)をイメージしながらの提案です。
よって、クライアントからの要望も細かく設定されていましたが、それをそのまま提案するだけではなく、更に発展させたカタチでの提案が求められていました。
これは仕事をする場合でも言えますが、クライアントの要望に対して忠実に応えることは当然ながら必要ですが、積極的なコミュニケーションを図り、更にその先を提案することがプロフェッショナルには求められるのです。
この課題を通じ、そんなことにも少しは気付いてもらえたことでしょう。
そして、それが仕事をする上での楽しみの1つだと思います。
さてさて、1年生も残り僅かです。
建築やインテリアを学び始めて未だ1年足らずでここまでの成長です。
毎日毎日、悪戦苦闘をしながら積み上げた成果です。この成長を自覚し、しっかりと自信を持ってください。
そして、今までの学びを振り返り、定着させつつ、2年生へと繋げてもらいたいと思います。