インテリアデザイン学科では、
建築やインテリア業界の第一線で活躍されている方々をお招きし、
業界の現在を知るためのレクチャーを不定期で開催しています。
授業を通じて「基礎」をしっかりと学ばなければなりませんが、
卒業後の進路としての業界がどのようになっているのかも知らなければなりません。
「トレンドを知るということですね。」
さて、今回の特別講義は毎週金曜日、連続3回で行いました。
「環境」というキーワードを武器に活躍されている建築家、山口陽登さん、
高級レンジフードを販売する企業、アリアフィーナでショールームコーディネーターを務める寺田亜紀さん、
インテリア等で「布」の可能性を拡げ、
建築家やデザイナーとコラボレーションするfabricscape(ファブリックスケープ)の山本紀代彦さん。
そして特別講義コーディネーター役の建築家 木村吉成さん(本校インテリアデザイン学科非常勤講師)。
(山口陽登さん)
業界にてそれぞれのフィールドで忙しく仕事をされている方々ですが、
共通して言えることは「常に動きながら考えている」ということでした。
とにかく動きつつ考える方々です。忙しいですが、忙しい状況に流されていません。
(寺田亜紀さん)
当たり前で忘れていますが、人間も身体バランスを崩すことで足を運ぶことができ、
その結果前に進めるのです。
進むことができるから、新たな世界を開くことができます。
自身を取り巻く環境が変化します。そして「ここはどこ?」と少し立ち止まる。
(山本紀代彦さん)
ということで、この講義を受けた学生達、
先ずは楽しみながら存分に自身のバランスを崩してもらいたいと感じました。
そうでなければ何も始まらないですし。
(木村吉成さん)
そして目指す建築やインテリアの業界、
なかなか面白そうな可能性を秘めていることにも気付いたことでしょう。
さて、間もなく前期が終了します。
この期間を使い、今まで学んだことの振り返りも忘れずに。
※ゲストの方々に関するサイト
■建築家 山口陽登さん
■ARIAFINA(アリアフィーナ) 寺田亜紀さん
■fabricscape(ファブリックスケープ) 山本紀代彦さん
■建築家 木村吉成さん(一級建築士事務所 木村松本)