インテリアデザイン学科1年生の授業「デザイン基礎演習」からのレポートです。
この授業は様々な課題から「デザインって何なのか?」を考えることを目的としています。
そして今回の課題は「○○なピクニックを計画する」。
8人で1チーム、3つのチームに分かれて取り組みます。
あまり難しく考えなくても遊びの延長でできてしまうピクニックですが、
改めて「ピクニックって何?」と視野を広げることからスタートです。
「そもそもピクニックにはどんなモノが必要なのか?」
「料理は?」
「人はどのようなピクニックを行ってきたのか?」
「今回ピクニックを開催する場所のリサーチは?」
などなど、しっかりと「知る」ことで視野を広げたそれぞれのチーム。
それを基に、食べることが議論の中心になるチーム、
ピクニックは虫との戦いではないかと議論するチーム、
何かを体感したいとのことから体感温度が気になりはじめたチームと、
それぞれにチームの個性を発見し、その内容をまとめて発表をします。
ということで、チームの個性から導かれるピクニックが浮かび上がり、
企画もまとまりそうですが・・・ここで再度考えてもらいます。
「屋外(公共の場)で開催するので他人の視線にさらされる」
つまり「公共性」を意識しなければならないということです。
そのためには・・・?
さて、困った学生達。自分たちがなんとなく楽しかったではダメなのか・・・?
学生たちの試行錯誤が続きます・・・。
そしてこの課題は「実施課題」です。
計画だけで終わりません。
最後は実際のピクニックを開催します。