インテリアデザイン学科2年生が取り組む前期設計製図課題は学内を飛び出し、
実際に土地を所有する方に向けた実践的な提案を試みます。
これは実務でも当然のことながら行われること。
架空の計画地での架空のプロジェクトではない、
実在のお施主様とその敷地、周辺地域に向けた提案となります。
そんな提案の舞台は大阪市港区築港。
地下鉄中央線大阪港駅南側エリア。
北側は天保山マーケットプレイスや海遊館があり休日には大勢の方々で賑わうエリアですが、
南側は訪れる人も少なく、商店街もどこか寂しい状況に・・・。
ですが、港大橋や、夕日の綺麗なダイヤモンドポイント、
マニアが喜ぶ往年のクラッシックーが並ぶ赤レンガ倉庫、築港高野山、
港住吉神社など、魅力的なスポットが点在するエリアです。
そんな地域資源も活かしながら、まちの活性化(まちづくり)に取り組む地域の方々がいます。
ということで、このエリアを活性化すべく
「外部の者だからできること」としての提案を
インテリアデザイン学科2年生が行います。
現地のリサーチから企画提案を立案、
それに基づいた「集まって住む」(集合住宅と地域に開いた店舗等を併せ持つ建物)を計画しています。
いよいよ授業も終盤に差し掛かり、
施主に向けた完成模型や提案書のまとめに忙しくなって参りました。
地域活性化のリーダー的存在でもあるお施主様の心を動かす提案が完成するのか?!
ご期待ください!