2年生の前期は課題も多く、また進路活動にて企業に出向くなど、
本当に忙しくバタバタと動いています。
と言っても、社会人になり仕事が始まると同じですね。
受け持つ仕事の数も増え、週末は遊び、その他諸々と・・・。
色んな出来事を同時進行させながら処理していく能力が求められます。
ということで、インテリアでデザイン学科2年生前期は忙しい!
そんな忙しい中での実践的かつ実寸スケールで取り組んだ課題
「『小さなパブリックスペース』を提案する」(科目:スペースデザインa)からの報告です。
この課題は、裏で同時進行する、大阪市港区築港エリアでの地域連携課題
「地域と繋がりながら『集まって住むこと』を考える」とも連携しており、
「インテリアの持つスケールで公共を考えること」についてグループで考えました。
持ち運びやスケールを考え、ベースは「小型リアカー」です。
企画からデザイン検討、予算配分、制作、そして実証実験、振り返りまでの流れを、
グループで議論に議論を重ねながら進めます。
そして制作されたものは、学校近くの中ノ島公園に運び込んでの実証実験です。
休日の公園で遊ぶ子供連れのご家族にも積極的に声をかけ、
それぞれの提案を体験してもらいました。
さて、この課題を通じて、架空の計画だけでは見ることができない、
使う人の表情、動きがしっかりと見ることができました。
また、自分たちの提案を笑顔で受け入れてもらえると、素直に嬉しいですね。
そこに建築の仕事のやりがいも感じてもらえたことだと思います。
このリアルな経験を踏まえて、
個々のプロジェクトをよりリアルなものにしてもらいたいですね。