インテリアデザイン学科1年生が取り組む、企業連携「桐箪笥(きりタンス)デザイン開発プロジェクト」についての経過報告です。
前回お伝えした中間発表に関しては下記をご覧ください。
https://www.oct.ac.jp/blog/archives/2017/06/27/11282.php
桐(きり)箪笥を手掛けるメーカーの株式会社留河(岸和田市)と、家具を販売する株式会社岸たんす店(大阪市西区南堀江)より依頼を受け、これからの桐箪笥の可能性や、そのデザインについての検討を行っており、学生による最終プレゼンテーションを前期終了間際に行いました。
中間発表時に指摘が多かった「機能的なことが盛りだくさんすぎる」を計画見直しのポイントとし、デザインの磨き直しを行いました。
家具など、日常使うモノのデザインを考えるとなると、「機能的に便利なモノ」と考えがちです。その結果、ゴチャゴチャと機能が増えた便利グッズのようになってしまいます・・・。
何度も見直し、引き算を繰り返し、大切な部分だけを残して際立たせること。そして、その家具との関わりが日常の生活を豊かにすることを考えました。
学び始めて4か月ほどの1年生達。
まだまだ未熟ですが、「手を動かしながら考える」「考えたことを言葉に置き換える」ことの大切さにも気づいてもらえたことだと思います。
さて、学生のアイデアは企業様へお届けさせていただきました。
このプロジェクト、どのように進んでいくのか?!今後が楽しみです!