建築学科・大工技能学科に続き、インテリアデザイン学科1年生の授業「設計製図Ⅰ」の課題にて、下記2名が優秀作品として選出されました!
奥田 真子さん(大阪府立大手前高等学校 出身)
宮下 由梨花さん(大阪市立工芸高等学校 出身)
課題に取り組んだ感想等を本人からコメントを頂戴しましたので、紹介します。
課題のテーマ:すまいの設計(住宅カフェ)
奥田 真子さん 題名:57-凹凸と匂配を楽しむ-
【設計内容の主旨】
隣には10m以上もの高さのビル、周辺には高層マンションという発展が感じられる街中にある、懐かしさの残るアーケード。
その角地に位置するこの住宅カフェは、街の人たちのつながりの場となるような、開放的で自然の魅力があふれる空間です。
光を得づらい立地でも、中庭を設け屋根に傾斜をつけることで、より光を取り込み、またトップライトを多く配置することで明るい空間を実現することができます。
【感想】
模型に関しては、勾配屋根が多くあるため、制作するのに手間と時間がとてもかかりました。同様に3Dモデルも難しかったです。
しかし、つくり込んでいくごとにイメージしている建物がより鮮明になり、PC内で着実に建ちあがっていくことがとても楽しく、没頭して制作していました。
プレゼンボードに関しては、レイアウトや文字の見せ方など、さまざまな先生方にたくさん教えていただきました。
少しずつ改善していく度により良いものが出来上がっていると感じ、自分の成長も実感することができた課題でした。とても楽しかったです。
【模型】
宮下 由梨花さん 題名:needs ~使い方が自由なカフェ~
【設計内容の主旨】
”皆から必要とされる空間”をテーマに設計しました。
様々な年代の方が集まる立地なので、カフェ空間では使用目的に応じて席を選ぶことができます。
居住空間ではアウトドアが好きな家族が、家に居ても外を感じられるように、外廊下や屋上庭園を設けました。
【感想】
「ArchiCAD」というパソコンの3Dソフトを、まだ知識の浅い状態で使用したことが、この課題を進めていく中で一番の学びや成長に繋がりました。
また模型作りやその写真撮影にはとてもこだわりました。
全てパソコンでの仕上げでまだ慣れないことが多かったのですが、どの作業も丁寧に、様々なことを考えながら完成させたので、こうして選ばれたことはとても嬉しかったです。
【模型】
2名の作品を、本校3号館3階のラウンジにて展示しています。
今後の成長も楽しみにしています!