小中学校で製作経験があるかと思っていましたが、全員が未経験とのこと。
原理の説明に続いて、同調用のコイル製作です。同調用コイルは塩化ビニルの水道用パイプにエナメル線を15m、きっちり綺麗に巻く作業です。せっかく巻いたコイルが途中でバラケないようにセロテープで止めながら巻きます。この作業で約60分程度。
次はプリント基板に同調用のバリコン(可変容量コンデンサ)、ゲルマニュームダイオード、イヤホン、放電用抵抗、先ほど製作した同調用コイル、アース線、アンテナになる10mの電線をはんだ付けします。この作業で約30分程度。
ここで、授業終了のチャイムが鳴りましたが、せっかく製作したラジオですので教室を1階に移動し、教室内に各自が10mのアンテナを張り巡らせ、イヤホンを耳に当て、同調用バリコンを回してラジオ放送受信に挑戦。
結果、14名中13名が受信に成功。満足して昼休み、昼食となりました。
6月1日 電気概論で学ぶ交流回路のLC並列共振回路の応用として、ゲルマニュームラジオを製作しました。