5月24日(金)に今年入学しました留学生新1年生の歓迎会を行いました。
今年度も彼ら留学生の日本語能力向上及び大阪の歴史に対する興味関心を
より一層引き立てる為に、まずはフィールドワークを行いました。
その舞台となったのは大阪歴史博物館。
その名の通り、この博物館では大阪の古代、中世、近世、近現代の歴史について学ぶことができます。
大阪で学ぶ留学生にぜひ大阪について知ってもらいたいという事で
この大阪歴史博物館をフィールドワークの場として決めました。
そんな我々の想いが通じたのか、
参加してくれた留学生の方は皆熱心に大阪の歴史について学びを深めておりました。
「これはなんですか?」
「これは何のために作られたんですか?」
「どうしてこんな形をしているのですか?」
など、様々なハテナが飛び交い、それに対してできる限り答えを返していきました。
想像以上に様々なものに興味をもって楽しんでおりましたので、皆の好奇心の高さに驚いてしまいました。
もう1つ興味深かったのは、館内に展示されている模型などを細部に至るまでじっくりと見ていた事でした。
今回参加してくれた留学生は全員本校の建築設計学科に在籍しており、
伝統的な建築物のデザインや街づくりなどに興味を示してくれたかと思います。
こうして大阪歴史博物館で小一時間勉強し、その後は
近くにあったレストランで改めて歓迎パーティを行いました。
彼らの母国の事、家族の事、アルバイトの事、これからの勉強の事、
たくさんお話をして親交を深め、有意義な時間を送ることができました。
様々なことをこの会を通して学び取ってくれたかと思います。
この日の経験を活かし、より一層勉学に励んでもらいたいなと感じました。