有限会社近藤英夫建築研究所の代表で、OCTの建築学科の講師でもある建築家、近藤英夫先生の作品「ハコノナカノハコノイエ」(住宅)が、日本テレビの番組「スッキリ!!(スッキリ!!ハウジング)」に登場し、
「機能的!ボックスハウス」
と題して施主さんと近藤先生によって紹介されました。
他の写真はこちらをご覧ください。
http://www.kacoltd.com/works/houses/pg52.html
以下、先生のウェブサイトより作品紹介文
ハコノナカノハコノイエ
2009 兵庫県姫路市 戸建て住宅 鉄骨造 地上3階建て 延床面積 127.61m2(38.6坪)
三方を囲まれた敷地に建つ、ご夫婦と男の子2人の4人家族のための一戸建て住宅です。
隣地には3階建ての建物や配送センターがあり、賑やかな環境です。このような周囲の環境に対して、1階をピロティ、2-3階を居室とし、外部環境との距離をとりながらも、周囲の視線、音などに留意して開口部を設定して、気配や動きを感じ取れる開放感をつくりました。
ハコの中のハコ
まちの中に見られる軒先や路地のような緩やかな境界的空間を住宅内に取り入れようと、内部空間に2つのハコを設けました。外壁とハコの間には細い路 地のような空間が生まれ、2つのハコの間には各室に立体的に取り囲まれたリビングがトップライトからの光を受けてまるで外部の広場のような空間として存在 します。また、面積を積極的に使うために路地空間には洗面や収納をつくり、回遊性を持たせました。
外張り断熱
鉄骨造の外張り断熱層は透湿防水シートに内側からウレタン断熱材を吹き付け、波板の凹凸を通気層として利用しています。
敷地面積151.36m2 / 建築面積77.78m2
□設計 近藤英夫建築研究所 □構造設計 TMR建築設計 □施工 旭ホームズ □鉄骨工事 林鉄工