12月3日(土)OCT3号館実習室において、MOKスクール主催のセミナーが開催され、建築史家の藤森照信先生の講演には、OCT教員・在学生約30名が聴講しました。
縄文人を自称される藤森先生の奔放な語り口が、あれこれ煩わしいことの多い昨今の建築技術者達には、一時の涼風にも感じられたのではないでしょうか。
MOKスクールは、建築家三澤康彦・文子(OCT OB)両氏が主催する木造研究セミナーで、林業関係者や木造に関わる設計者・施工者・研究者等、幅広い分野から第一線で活躍する講師を招き、実務者向けの高度なセミナーとして定評を得ています。
本年度最終講座として、縁のあるOCTでの開催となりましたが、次年度はOCTを主会場に年6回程度のセミナーを開催して頂く予定です。
尚、当日は林業家の速水亨氏の講演もあり、杉の植林から地球環境にまで及ぶレンジの大きなお話に、目を開かされた聴講者も多かったことと思われます。