5月24日木曜日、大阪科学技術センターにて、日本建築学会近畿支部主催の第66回近畿地区卒業設計コンクールの表彰式が行われました。
今年はOCTの建築設計学科卒業の能勢知理さんの卒業制作『住み継ぐ』が入選しました。
OCTとしては、昨年に続いての入選となり「卒業設計コンクール」の常連校となっています。
能勢さんの提案は、何世代にもわたり住み続けている実家の民家を、今後もいかに住み続けるのかという問題に一つの答えを示したものです。
現在、日本では少子高齢化や人口減少、それに伴う過疎化の進行でコミュニティが失われ、地域文化の継承が困難になるなどが大きな問題となっています。能勢さんの提案は、実家を素材にしながら、将来の日本のあり方までの提案となっています。
能勢さんは京都の丹後地方出身で、OCT卒業後は京都府庁に職員として入り、自身の地域の建築文化のために働いています。今回の受賞式のために、電車で何時間もかけてこの授賞式にきてくれました。
能勢さんおめでとうございます!これからも仕事、そして夢に向かって頑張ってください!