西日本で唯一の「建築設備学科」を有する専門学校 OCT
OCTでは2年間の学びから 「設備+建築」技術の習得を実現します。
学科概要
習得技術
給排水設備設計 | 空調設備設計 | 電気設備設計 |
消防設備設計 | 住環境デザイン | 手書き製図 |
電気工事 | 設備施工管理 | CAD製図 |
エコ&グリーンデザイン |
学びのポイント
設備技術者にとって空調、給排水、電気をはじめとする知識や技術の習得は不可欠です。しかし、それだけでは仕事は通用しません。現場でのさまざまな問題への対応力や発想力、コミュニケーション力などを携えた視野が広く、柔軟な思考をもったエンジニアを目指します。
設備技術者は、目に見えない空気や電気、高温高圧の流体、そのほか危険物を扱う関係から、業務遂行上多くの関連資格が必要です。本学科では、資格取得のための授業とともに、取得に向けての指導・サポートを行い、資格取得を通して就職力と仕事力を獲得します。
建築設備知識・技術の習得だけでなく、木造やRC造など一般的な建築図面の読図、作図も行います。また建築の構造、計画、施工、法規など、広く建築知識と技術を身につけ、設備技術を軸に幅広く業界で活躍することのできる建築技術者を目指します。
建築設備学科5つの特長!
① 118年の歴史と実績
② 建築士の資格取得
③ 実務に必要な設備系資格対策
④ 就職内定率100%
⑤ 社会に通用する技術者育成
設備ってなぁに?という方、あなたのお家を見渡してみてください。
暑いときにエアコンをつけ、お茶を飲むときにお湯を沸かし、お風呂に入り、コンセントを使って充電する、
設備とは「空調・給排水・電気」の専門家。
配線がみえたり、コンセントが不便な場所にあったらいやですよね?
素敵な家に 素敵な建築設備技術者 ありです。
そして、抜群の就職率!
大手企業からの求人も非常に多い。
若い世代のみなさんが未来の地球環境やエコな家づくりの新しい時代を切り開いていってください。
モデルケース
櫛部 佳樹さん
建築設備学科 2年
建築設備学科はその名の通り、給排水、電気設備、空調設備といった設備関係から建築全般を学びます。僕の実家が設備関係の会社で、手伝いをしていたこともあり、作業自体は大体わかっていたのですが、建築全般を学び設備の作業内容がより理解できるようになったことで、意味を見いだせるようになりました。OCTで教わる建築は、単純にその分野だけのものではなく、計算や物理が関係したり、電気工事の実技もあります。しかも、基礎からしっかりと学習できますし、実際に電気配線を組んでみるなどの実習も行います。なにより、周囲の人と相談したり、教え合ったりもできる環境なので楽しく取り組んでいます。
時間割 / 2年次後期
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | 9:20?10:50 | 建築積算 | 建築製図Ⅱ |
卒業制作 (リフォーム工学・流体機械) |
建築設備 | 建築施工法Ⅱ |
2 | 11:00?12:30 | 管工事施工法Ⅱ | 建築材料学Ⅱ | 建築測量実習 | ||
3 | 13:20?14:50 | 設備CADⅡ | 電気設備 | 建築設備製図Ⅱ |
特別講義 (不定期) |
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4 | 15:00?16:30 |
担当教員からのメッセージ
原田 総一郎先生
設備というと、一見地味だったり堅く考えられがちですがそんなことはありません。これからの社会で最も成長が期待される分野だと考えています。環境問題やエネルギー問題、資源枯渇の問題なども設備が深く関わる分野です。昨今では、工事における建築コストと設備コストの比率がおおよそ半々になってきています。今後ますます必要性が求められる建築設備技術者を育てるべく、授業では設備オンリーの学びではなく、一級建築士レベルの技術習得から建築設備の設計・施工管理・技能(電気工事や配管実習など)の分野まで、まさしく建築をトータルに学びます。また、必要とされる資格も数多くありますから、これに対する対策ももちろん万全です。資格取得にもぜひ挑戦してください。最後に僕の座右の本を紹介しましょう。D・カーネギーの『道は開ける』です。厳しいことがあるかもしれませんが、必ず道は開けます。頑張りましょう!
建築に付帯するものとして考えられていた「設備」が環境、省エネ、健康も含めて見直され、注目されています。また、建築が新築から維持保全へと流れが進んでいる社会情勢を見るに、今以上に建築設備は建築の寿命を延ばす重要な役割を担うことになります。しかし設備がイメージされにくい要因のひとつとして、建築設備は「隠れてこそ華」という考えにあります。建物を身体に例えるならば、建築設備は「血液や臓器」にあたります。重要だが目立たず、縁の下の力もちみたいなものと考えてください。今日、設備への期待はますます高まっています。みなさんには、その期待に応えることのできる技術者になってほしいと思っています。「No miss is no gain.」。失敗を恐れずに学生のうちにどんどんトライして、学業だけにとどまらず、一緒に楽しみながら成長しましょう。