OCTの学生は、就職活動にインターンシップ(企業研修)、クラブなど、
積極的に活動し、有意義な夏休みを過ごしております。
今回は、その中でも積極的に活動をしている建築技術研究会をご紹介いたします。
OCT 建築技術研究会…通称「山部」
OCTの歴代の山部が建てた山小屋です。
この山部には、昼間部はもちろん、夜間部の方も所属しています。
最終的には、何十人も泊まれる、OCTの研修所を目指しますので、
まだまだ、増築中です。
ご飯ももちろん自分達で作ります。
薪に火をつけて・・・という、『山部』と言われるのも納得できる徹底ぶり!
先日、このOCT建築技術研究会(通称:山部)が
和歌山工業高等学校の建築技術クラブの方を招いて、
一緒に新しい山小屋を、建設しました。
あっという間の2日間でしたが、自然いっぱいの山での体験を楽しみました。
その2日間をレポートします。
一日目、先に到着したOCT山部は、
すぐに、機械を動かし始めます。
トロッコです。
急な斜面も、これで重い荷物を運べます。
まずは、腹ごしらえ。
薪で火を起し、野菜たっぷりのラーメン。
もちろん、山部が調理します。
すると、雷を伴う、大雨が降りだしました。
大自然の中なので、雨さえも美しく、絵になります。
雨が降っている間も、時間を無駄にせず、
図面を広げて確認。
雨が、小降りになってきたところで、
作業開始。
今回は、建設途中の小屋に網戸を取りつけます。
ここで、和歌山工業高等学校の建築技術クラブの方々が到着。
早速、OCT建築系学科担当の左海先生の指導のもと、作業を始めます。
慎重に作業を進めていきます。
この山小屋では、ご飯はもちろん、水やお風呂を沸かすにも、
全て薪を使います。
ですので、今回は、高校生の皆さんにも薪割りを体験してもらいました。
電気もガスも通っていないので、
お茶を沸かすのも、ご飯を炊くのも一苦労ですが、
自分で炊いたご飯はきっと、とびきり美味しいはず!
ということで、高校生の皆さんにも、釜戸でご飯を炊く体験もしてもらいました。
丁度、暗くなってきたところで、
晩御飯が出来上がりました。
今晩のメイン料理は、左海先生特製の、ダッチオーブンで作ったローストポーク!
皆で囲むご飯ほど、美味しいものはないですね。
この日は、高校生が薪で湧かしてくれたお風呂に入り就寝。
初めての体験ばかりで疲れたので、ぐっすり眠れたのではないでしょうか?
さぁ、2日目の朝・・・と言ってもAM5:00 陽が上る少し前、
皆がまだ眠っている間に、OCT山部は起床。
お湯を沸かし、朝ごはんの用意を始めます。
釜戸でスクランブルエッグを作ります。
この日の朝ごはんは、豪快に切られた食パンにスクランブルエッグ・ハム・サニーレタスを挟んだ
サンドイッチ!
お腹も満たされたところで、2日目の作業を早速始めます。
この日、和歌山工業高等学校 建築技術クラブの方には左官を体験してもらいました。
漆喰がなくなれば、自分で混ぜて作ります。
OCT山部・大工技能学科の学生と一緒に、
ノミを使って、臍(ホゾ)を掘っていきます。
10時になったので、おやつタイム。
マンゴープリンと、目にも鮮やかなスイカ。
山小屋には、今まで山小屋の建設に携わった
歴代のOCT建築技術研究会の学生の名前が、飾られています。
今回、この合同合宿にて、
左官や大工の作業を見事やり遂げた
和歌山工業高等学校の建築技術クラブの皆さんの名前も加わりました。
最後は、お昼ご飯。
太陽の恵みいっぱい浴びた夏野菜カレー。
山小屋では、ご飯、お風呂、お茶を沸かすにも時間と動力がかかり、
初めて参加された、和歌山工業高等学校の建築技術クラブの方も
さぞ、驚かれたのではないでしょうか。
美しい大自然の中、
モノづくりに興味をを持つ方々と一緒に、
寝食を共にし、山小屋の建設に一緒に携われた事を、
OCT建築技術研究会も、嬉しく思います。
また、是非いらっしゃって下さい。
山小屋を一緒に作りましょう!