皆さんも「一億総活躍社会の実現」という言葉をお聞きになられているかと思います。
国民一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、
それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、
それぞれが生きがいを感じることができる社会を創る。
そのために、一人ひとりの希望を阻む、あらゆる制約を取り除き、
活躍できる環境を整備していくというものです。
この一環として仙台、福岡、東京、そして大阪の4都市において、
一億総活躍担当大臣である加藤 勝信大臣と、
様々な立場で活躍している方々をパネラーとして迎え対話を行うという
催しが開催されています。
大阪会場は3月12日(土) グランフロント大阪で開催されました。
この大阪会場に登壇する10名のパネラーの中の一人として、
建築設計学科を卒業したばかりの米谷 理沙さんが選ばれ、
見事に大役を果たしてくれました。
米谷さんは大学を卒業後、2年間ホテル業界で勤務しました。
その中で自身が働くホテルのリニューアル工事の機会があり、
このことが彼女を建築の道へと進ませるきっかけになったのです。
そして第一志望だった商業施設を設計、施工する会社で
設計職として内定を勝ち取りました。
ホテルという業界を経て建築という道を志した米谷さんについて、
OCTという教育機関が彼女の志を受け入れ、学びの場を提供し、
次の就職という形で夢を叶えることができた。
まさに一億総活躍社会の実現という国が考える理想の歩みを
彼女は実践したと言えるでしょう。
OCTには米谷さんが在籍した建築設計学科や、夜に学ぶ建築学科Ⅱ部を始め、各学科でリカレント生(大学、短大卒業者や社会人経験者)が数多く学んでいます。
大きなことを言える立場ではないかもしれませんが、OCTには一億総活躍社会の実現に向けその一翼を担っているという自負があります。
一億総活躍社会実現対話。数百人の聴講者が来場され、数多くの報道機関が取材に訪れていました。
緊張しています。右端が米谷さん。前日は一睡もできなかったそうです。
まだまだ緊張しています。同じく右端が米谷さん。
眠れないまま朝を迎え、かなりの時間の余裕を見て家を出ましたが、なんと電車の車両事故で大幅に遅れました。
余裕をもった行動のおかげで事なきを得ましたが、本人は更に不安が大きくなります。
加藤勝信 一億総活躍担当大臣のプレゼンテーション。力が入っています。
いよいよ米谷さんのスピーチです。緊張の面持ちとは裏腹にスピーチは完璧。
建築設計学科で鍛えられたプレゼン力が発揮されました。
加藤大臣との意見交換です。大臣からの突発的な質問にも動じることなくしっかり回答しています。
自身の出番が終了しホッと一息。だいぶ表情が柔らかくなりました。
終了後の記念撮影。加藤大臣と10名のパネラーの皆さんです。
米谷さんは下段左端。すっかりいつもの米谷さんの笑顔です。
最後にはちゃっかり大臣とのツーショット。
この後、応援に駆けつけたお祖母様とお茶をしながらこの登壇について話をしたそうです。
米谷さん、おつかれさまでした。