2021年に大阪市の中之島に新しい美術館が誕生します。その新美術館に所蔵するビデオ作品をアメリカの現代美術家サラ・モリスさんが制作することになりました。美術館の完成した暁には、彼女が見た大阪の色々な風景を60分ぐらいの美術作品として展示するとのことです。
撮影予定場所は、国立文楽劇場、大阪城、関西国際空港、サントリー蒸留所、刀職人、桜、黒門市場、・・・etc。そんな大阪の様々な風景の中で、今回、サラさんの強い要望で重山先生が設計した、成育保育園児童センターの様子を紹介することになったそうです。
成育保育園児童センター
設計時の 平面図
撮影は、子どもたちの登園時から園児たちの日常風景(遊びや体操など)、そして建物など多岐にわたりました。いったいどんなアートな映像となるのか、今からワクワクドキドキ、楽しみです。
サラ・モリス(Sarah Morris)
ニューヨーク在住のアーチスト。 彼女は映像制作、絵画制作を共に行う世界的なアーチストです。その作品は世界中の美術館に展示され、また大規模な個展も開かれています。その鮮やかな色彩とフォルムに魅了されたファンは多く、一流ブランドのルイヴィトン、ロンシャンと作ったバッグやユニクロとコラボレーションしたTシャツなども大きな評判を呼びました。
ニューヨーク、パリ、シカゴ、ロスアンジェルス、リオデジャネイロ、北京マイアミ、… サラ・モリスは世界の大都市を撮影、ホワイトハウスやアカデミー賞の舞台裏、北京オリンピックなど様々な世界を独自の視点で描いています。