2021年3月に大工技能学科を卒業しました、齊藤祐希乃さん・森村海斗さんの卒業制作作品「斗栱(ときょう)」が竹中大工道具館にて展示されています!
森村海斗さん(奈良県立王寺工業高校出身)、齊藤祐希乃さん(大阪市立工芸高校出身)
大阪工業技術専門学校 大工技能学科の卒業制作とは
2年間の「建築技能実習」授業の集大成と位置付けられる課題で、2年生後期開始時(9月末)から2か月、週2日の作業時間で完成、提出をします。
数ある技能実習の課題の中で唯一やりたい事が出来る課題。2年前期後半からテーマを考え、教員、技術指導の大工職の親方と相談し設計図面を作成、材料の拾い出しを行い準備します。
作品は、1名または、2~4名のグループで作業し、内容、出来栄えにより公営の公園や施設等に寄贈し使ってもらう、社会貢献活動も行っています。
展覧会名:天平の匠に挑む―古代の知恵vs現代の技術
会期:2021年10月16日(土)~12月12日(日)
会場:竹中大工道具館1Fホール
住所:〒651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
開催時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料
大人700円、大・高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
主催:竹中大工道具館
特別協力:唐招提寺
協力:大阪工業技術専門学校、京都大学生存圏研究所材鑑調査室、奈良県文化財保存事務所、奈良文化財研究所、株式会社竹中工務店、凸版印刷株式会社、TBSテレビ、TBSスパークル
引用元:https://www.dougukan.jp/special_exhibition/tenpyo_kobe
今回は卒業制作で完成した「斗栱(ときょう)」に、屋根の構造部分へ「垂木」と「桔木(はねぎ)」を新たに製作しました。
竹中大工道具館では、更にパワーアップした唐招提寺金堂模型「斗栱(ときょう)」の展示になります。
卒業制作作品「斗栱(ときょう)」
~製作段階~
卒業生の森村さん、齋藤さんが仕事の合間、週に1回OCTの実習室にて製作を行い、また在校生も少しだけお手伝いしました。
~設置当日~
竹中大工道具館への搬入の様子
~設営~
~完成~
こんな素晴らしい機会を竹中大工道具館さんから頂戴でき、本校としましても大変光栄です。
この経験から卒業生及び在校生も更なる成長を遂げてくれることでしょう。
2021年11月10日現在 約1500名の方が来館されています。是非、皆さんも迫力ある唐招提寺金堂模型「斗栱(ときょう)」を実際に目に触れてください!