大阪府が主催する第32回 大阪府公共建築設計コンクール「あすなろ夢建築」に、本校からは下記2名が入賞しました。
グランプリ:梶田 瑞稀さん(建築学科卒業・建築士専科)
奨励賞:森広 多雄登さん(インテリアデザイン学科2年生)
このコンクールは、小規模な公共建築物を題材とした実践教育の場を提供することにより、将来の建築技術者の育成を図るとともに、永く府民に愛され親しまれる公共建築づくりを推進することを目的とされています。
またここ数年途切れることなく本校から入選しており、グランプリ受賞は2年連続の結果となりました。
過去3年間 受賞歴
第31回(2022)グランプリ、準グランプリ、奨励賞
第30回(2021)準グランプリ、優秀作品賞、佳作
第29回(2020)グランプリ、奨励賞
他過去年数も多数実績あり
毎年、課題とテーマが定められており、実際にグランプリを受賞された作品は事業化され、実施設計へ進められます。
今年度の設計課題
課題:大阪府営住之江公園の休憩所
テーマ:花と緑があふれる都会のオアシス
グランプリ 梶田 瑞稀さん 出身校:大阪府立山本高等学校
タイトル:「下上 下上 下上」
設計コンセプト
高低差の激しい住之江公園。道路から目線を遮るように植えられた木々。以前は競輪場として利用されており、現在はグリーンガーデンとなっているGLより下がった空間。幾つもの起伏があり断面的な区切られた方をしている。
この公園の休憩所として断面的に区切るのではなく、起伏はあるものの緩やかな繋がりがあり断面に特徴を持つ休憩所が良いと考え企画する。
奨励賞:森広 多雄登さん 出身校:初芝立命館高等学校
タイトル:「appointment」
設計コンセプト
脱炭素社会に向けて主に木材を多く利用している。周囲との調和性を持たせるために屋根をアーチ状にし、防犯の面も含め夜間でも安心して利用できるように街灯を設け、見通しの良い配置計画にした。この休憩所を待ち合わせ(appointment)の場所として利用者に活用して欲しい。
全体では応募作品は178点中、うち10点が入選されています。
そして、表彰式とプレゼンテーションが3月10日(金)に執り行われました。
グランプリ 梶田 瑞稀さん
奨励賞 森広 多雄登さん
学内のみならず学外からも評価されるOCT生!今後の更なる活躍に期待したいと思います!
この度は誠におめでとうございます!
コンテスト概要、入選作品は下記の大阪府該当ページよりご覧ください。
■大阪府のHP(コンテストページへのリンク)
第32回「あすなろ夢建築」大阪府公共建築設計コンクール
https://www.pref.osaka.lg.jp/koken_keikaku/asunaro/2asunaro32.html