大阪府が主催する第34回 大阪府公共建築設計コンクール「あすなろ夢建築」に、本校からは下記1名が入賞しました。
佳作:山本 暖太さん(インテリアデザイン学科)
このコンクールは、小規模な公共建築物を題材とした実践教育の場を提供することにより、将来の建築技術者の育成を図るとともに、永く府民に愛され親しまれる公共建築づくりを推進することを目的とされています。
過去 受賞歴
第32回(2023)グランプリ、奨励賞
第31回(2022)グランプリ、準グランプリ、奨励賞
第30回(2021)準グランプリ、優秀作品賞、佳作
第29回(2020)グランプリ、奨励賞
他過去年数も多数実績あり
毎年、課題とテーマが定められており、実際にグランプリを受賞された作品は事業化され、実施設計へ進められます。
今年度は全体では応募作品は186点中、うち10点が入選されています。
今年度の設計課題:大阪府営羽倉崎住宅の集会所
大阪府営羽倉崎住宅(以下、「本住宅」という。)は、泉佐野市の南海電鉄「羽倉崎駅」から南東へ徒歩約10分の場所に位置しています。昭和30年代後半に建設された「本住宅」は、敷地面積約4.9ha、住戸数約400戸の団地であり、今後は住棟、集会所の建替工事を行う予定です。
今回課題となる集会所は、団地の中央に位置する給水塔を撤去した後、その場所に計画するものとします。
テーマ:人と人とをつなげる場
佳作 山本 暖太さん 出身校:大阪府立奈良朱雀(現:奈良商工)高等学校
タイトル:「H」
設計コンセプト
人と自然、機能とデザインが調和するH型空間は、中央の中庭で光と風を取り込み効率的な動線計画で利便性を実現。
左右のゾーン分離による多目的な利用を可能にし、心地よい交流と独立性を提供。
H型の建築物は、中央の共有スペースで人々の交流を促し、両翼に独立した機能を配置することで多様な用途に対応。
採光・通風を最大化した快適な環境と効率的な動線設計で、柔軟性と利便性を両立した次世代の建築デザインも意識している。
表彰式とプレゼンテーションが3月24日(月)に執り行われます。
学内のみならず学外からも評価されるOCT生!今後の更なる活躍に期待したいと思います!
この度は誠におめでとうございます!
コンテスト概要、入選作品は下記の大阪府該当ページよりご覧ください。
■大阪府のHP(コンテストページへのリンク)
第34回「あすなろ夢建築」大阪府公共建築設計コンクール
https://www.pref.osaka.lg.jp/o130240/koken_keikaku/asunaro/1asunaro34.html