6月の末日。
設計学科の前期最終課題「居心地のいい空間を設計する~自然の中で考える~」の敷地調査を兼ねて、一日バスツアーで、能勢の、大阪府総合青少年野外活動センターに行って来ました。
この課題は床面積50㎡ほどの小さな「居心地のいい空間」を、斜面地に計画する課題です。
設計学科の課題では、常にリアリティを大切にし、毎回実際にある場所を敷地としているのですが、今回は野外活動センター内の敷地に実際に行き、斜面を体感すること、自然を体感することを目的として、みんなで敷地調査を行ってきました。
貸し切りバスで、いざ、出発!!
施設に着いたら、研修室で敷地調査のポイントと、この施設の建築についてレクチャーを受けました。
研修室から敷地まで歩きます。その間に敷地の周辺環境を体験しました。
敷地に着きました。でもそこには課題書に書かれている、「敷地境界線」はありません。課題書に書かれている、寸法をみんなで手分けして測り、杭を打ち、縄張りをしました。
敷地境界の縄張りが終わったら、みんな個人で敷地調査です。斜面の体感。木々に覆われている感覚。風、音、風景。いろいろな視点で、この場所の環境を肌で感じ取ります。
みんなで給食も食べました!!
敷地調査で感じたこと、気が付いたことを元に、持ってきていたボリューム模型を使って、早速食堂でエスキスチェックもはじまりました!
その後、また敷地で各自環境調査をした後は、青少年野外活動センターの建築見学です。
斜面地への建ち方。自然への向き合い方。いろんな視点で見学してきました。
そして最後は、研修室に集まってまとめレクチャー。
最後に、みんなで集合写真を撮って帰路に着きました。みんないい顔です!
今回の、敷地見学&建築見学バスツアーでは、敷地の体感、建築の体感をし、各々の感覚・実感を通して課題に取り組むきっかけになったかと思います。
さて、もう今週末には、最終講評会です。どんな案が出てくるか楽しみです。