2年生の「学外実習」の内、1泊2日の旅行は例年ならば9月に行っていたのですが、今年は、「棟上実習」を10周年記念の内容とするために、飛騨高山にある「重要文化財・吉島家住宅」の骨組みを課題としました。この為、事前に「重要文化財・吉島家住宅」を訪れて図面と比べて内容を記憶し、作業に取組めるようにとの考えから4月17・18日に残雪の白川郷を皮切りに岐阜県飛騨地方を訪れました。
残雪の白川郷
重要文化財・和田家住宅前で
◆和田さんに「合掌造り」に関するお話を聞かせて頂きました。
*和田家に関する事、「合掌造り」の構造的な話、世界遺産に認定された時のお話など、学生たちにには大変貴重なお話ばかりです。毎年、ありがとうございます!
◆白川郷の次は、バスで1時間の飛騨古川にある「匠文化館」で文化館建設時は、大工職で仕事をされた建築士の方に説明をして頂きました。
■二日目は、今回の最大の目的「重要文化財・吉島家住宅」の訪問です。春休みに「断面図」「伏図」の宿題をこなし、「木構造設計製図」の授業では、「軸組図」を描いています。5グループで担当を決めて図面と現場の確認作業をしました。現場に無い梁が図面にあったので大阪に帰ったら図面修正の作業をします。吉島さんに建物の説明をして頂きました。
早朝の高山の街並み
親方たちと人影のない街並みを散策しました。
外国の方は何を思う?
吉島さんの説明です