新2年生へ向けての春休み中ですが、
学生達12名と教員3名で兵庫県篠山市にあるEnglish Schoolの用望で「半坪ハウス」を4棟、
寄贈・組立てをしてきました。
事の起こりは、昨年参加した「削ろう会・神戸大会」の「半坪ハウス」の展示を
English School主催者のNさんが見られたのがきっかけで、
会場で「もらえるのですか?」「ハイ、学生に組立てさせてもらえるのなら」・・・
と言う会話が始まりでした。
その後、12月に8棟組立てた物の中から4棟を厳選して
3月23日に運んで、組立ててきました。
篠山市の郊外にある敷地はのどかな風景が広がる場所で、
廃屋(お化け屋敷状態・Nさん談)だった民家を
大工さんと1年半かけて蘇らせたNさんの自宅兼Schoolの庭の一角と近くの畑の中です。
この場所にNさんがFacebookで呼びかけて集まった方々(多くの方が外国人。遠くは京都の美山町からも)の
協力を得て4棟すべて上棟して帰ってきました。
初めに手本となる1棟を解説しながら組立てて、残りの3棟を分かれて作業をしました。
冷暖房完備の実習場育ちのOCT学生達にとっては、
起伏のある敷地は手ごわい相手(?)となり、悪戦苦闘・・・かつ、
残り3棟の中の1棟で行方不明の材料があり、
時間が無かったのでOCTから代わりの刻んでいない材料を運んで現地で墨付け・刻みとなりました。
困難な条件を乗り越えてこそ「現場対応力」のある学生になれ、
卒業後もたくましく社会人として頑張ってくれるのでは?・・・と思っています。
◆ 指定された場所に1棟づつ材料を降ろします。
◆組立て前に「腹ごしらえ!」
◆見本の1棟、作業開始!
◆組立ての研修(?)が終われば、近くの1棟も作業開始!
◆少し離れた場所の2棟も作業開始!
◆順調に2棟目の作業は進みます。
◆軟弱地盤(畑)での作業に苦戦中!
◆でも!同じような条件の隣の棟の作業は順調・・・
◆「刻み」を待っている間に進められるところは「組立て」ます。
◆完成した2棟
◆難航している「棟(手前)」と完成した「棟(左奥)」
◆刻み終わって全員で組立ての追込み!
◆最後に完成した「半坪ハウス」の前で