建築学科2年生 梶田 瑞稀さん(大阪府立山本高等学校 出身)の企業研修レポートです。
梶田さんはこの春に2社、研修に参加しました。
~1社目~
●期間:5日間
●企業名:株式会社入船設計
●研修の内容:計画中マンションの現地調査の同行、BIMを使用した計画地周辺環境ボリューム表現、書類整理、行政調査の同行、学校で行った住宅設計のプレゼンテーション
●感想
設計事務所では学校で学ぶことのできない仕事内容や事務所ならではの雰囲気を体験することが出来ました。
計画地に対しての影響や必ずいくつかの案を比較することは、プレゼンテーションをする際に相手にわかりやすく魅力を伝えるのに重要だと教えて頂きました。
設計製図Ⅰの授業の課題で作成した住宅設計についてプレゼンテーションもさせてもらいましたが、実際のプロの建築家の皆さんからのアドバイスは身に染みるものばかりでこのプレゼンの機会を与えて頂けたことがほんとに光栄なことだと思いました。
→プレゼンテーションの様子
また、現地調査と行政調査の同行では依頼の要望に応じながら周辺環境を考え、プランニングすることと同時に法律によって決められている環境に合わせることの難しさを学びました。
設計事務所の雰囲気は各事務所が作っていくものだからこそ、今回の企業研修では内容の濃い研修をさせて頂けたと思います。
~2社目~
●期間:1日間
●企業名:株式会社越智工務店
●研修の内容:会社説明並びに建築業界の説明、施工事例の見学
●感想
私たちが理解しているようでちゃんと理解できていなかった建築業界について丁寧に教えて頂きました。自分自身が建築業界のどの職種に就きたいのかを改めて考える機会になりました。
施工事例の見学の際には、工務店が地域に根付いていると感じました。
多種多様な住宅に携わってきたからこそ建築家として通ずる力があり、その建築家の意図を計画に読み解くことは施工者にとって重要なことだと思いました。
2社の企業で学んだことを活かして、今後も引き続き頑張って下さい。