2月から春休みが始まりましたが、卒業年次の学生の多くが就職内定をつかみ、就職前の最後の学生生活を卒業記念旅行などで満喫していることでしょう。
さて1年生はどうでしょう?
もちろん待ち望んでいた休暇ですから自由に楽しんだり、アルバイトに精を出したりする学生が多いですが、一方でOCTと企業様が連携して行う企業研修に積極的に参加する学生も数多くいます。
年2回、春と夏に行うこの企業研修では、社会人マナーや職業観を身に付けることはもちろん、実際の職場を見て経験することで各々がより臨場感をもって就職活動を行い、より納得のいく結果に結びつけることができる貴重な経験の場となっています。「百聞は一見にしかず」、とにかく飛び込んでいろんな職場を見ることを勧めています。
2013年春の企業研修では35社の企業様からご協力いただき、2月12日から約20名の学生が、建築設計事務所や建設会社、工務店、デザイン会社、住宅メーカー、設備関連会社、製造関連会社などの研修に挑みます(1・2年生対象の2012年夏の企業研修では40社42名参加)。
たかが2週間程度の短期間ですが、学生にとっては緊張する瞬間です。研修参加前に企業担当者へ電話一本掛けるのもドキドキでしょう。職場にうまく溶け込める学生もいれば、コミュニケーションがうまく取れず頭を打つ学生もいます。でもそういったしんどい経験があってこそ自分の弱点に気付き、就活本番で上手く振る舞うことができるようになるのです。
研修先の仕事に納得してその分野で就活するのもよし、違うと感じて次回別の業種の企業に参加してみて最終進路を選ぶのもよし。どちらも主体的に考えて動いているからOK!
中には研修先企業に気に入られ、そのまま就職内定というケースもあるんですよ。
いろんな学びがあるこの企業研修。入学生、在校生には是非自分への投資と思って飛び込んでほしいと思っています。
商業空間のプロデュースを手掛ける企業へ参加した女子学生。建設が進む商業施設の現場で関係担当者の打ち合わせに参加。