OCTには建築系学科を卒業後、更に学びを深めるために進学する
『建築士専科』という1年生の学科があります。
この学科の主たる目的は2つ。
1つは二級建築士を始め、建設業界に必要な各種資格を取得することにあります。
建設業界は資格が非常に重要です。
この重要性、利用価値を学び、そして試験対策がしっかりと行われます。
そしてもう1つの目的が社会を知るというものです。
普段のキャリアデザイン授業で、
日々の先生方との会話の中で、
進路支援室にある求人票を通じて、
様々な場面で社会や仕事のことを学びます。
でも、この学びに終わりはありません。無限の学びがあります
だからこそ学生の間に少しでも社会や会社、仕事のことを知ってもらいたい。
そしてその知識を持って社会に飛び出していってもらいたい。
そのような思いをもってこの授業は行なわれています。
建設業界の仕事のことはもちろん、
社会人としての心構え、ルールやマナー、
何よりも知ってもらいたい、厳しさ、辛さ、
そしてその先にあるやりがいや達成感など、
多岐にわたる内容をレクチャーしています。
この授業に教科書はありません。
そもそもOCTが実践するビジネス講座をカバーできる教科書は
世の中に存在しません。
それは、社会人経験、業界経験豊富な教員陣が、
自身の経験、自身の職業観をベースに話をするからです。
リアルな話です。生々しい話です。
教科書に書かれてある通り一遍の内容ではありません。
だからこそ心に響くものであり、社会で役立つものなのです。
OCTは技術を学ぶ学校であるとともに、
“仕事”を学ぶ学校でもあります。
授業は真剣そのもの。課題にも取り組みます。
毎回の授業終わりは「報告書」の提出があります。
社会人ルールに則って書き上げ、先生の評価を得ます。