建築学科リカレントクラス 2年 笹野 太志 さん
一度は諦めかけた夢だったけど
やっぱり好きなことをやりたい!
慶応義塾大学法学部法律学科で学んだ後、
2007年 大阪工業技術専門学校 建築学科リカレントクラスに入学。
大鉄工業株式会社 内定
大学の法学部に入学した私は、就職活動を始めた頃、自分が一生続けていきたい仕事は何かを改めて考えました。その結果、もともと興味のあった建築の世界へ進みたいと思い、建築の専門学校へ行くことを決めました。
大阪工業技術専門学校を選んだのは、説明会で対応していただいた先生方の言葉や態度がうわべだけでなく、本物の建築知識と技術を身に付けるために本気で指導してもらえそうだと感じたからです。2年制で卒業後に2級建築士の受験資格が得られることや、就職実績が高いこともポイントでした。
建築学科のリカレントクラスは社会人経験者や大学卒業者、主婦などさまざまな経歴を持つ人が集まっています。グループで一つの建築設計プランを提出する課題に取り組んだ際には、建築のスキルだけでなく、多様な意見を聞き入れ、人をまとめて導く力も身に付きました。先生方は皆さんユニークで実直な方が多く、建築の奥深さや広い視点で見ることの大切さを教わりました。建築家としての生き方を見せてもらい、人生の先輩として尊敬しています。
そんな先生方の親身なバックアップもあり、就職は鉄道関係の建築を広く手がけるJR西日本グループの大鉄工業株式会社に決まりました。早く一人前になれるよう、しっかり頑張ります。いつかは駅という影響力のある建築物を一人で任せてもらえるよう、責任を持って仕事に取り組んで行こうと思います。
私が育った神戸の街は阪神大震災で大きな被害を受けました。しかし、新しい家やビルが建ち、街や人が活気づく様子を見て、建築というものの底知れぬパワーを感じさせられました。私も人々に夢や希望を与えられる建築に携わっていきたいと思っています。