平成23年度の二級建築士の全国平均総合合格率が24.8%の中、大阪工業技術専門学校の学生の総合合格率では85.7%を納めました。
そして、今回見事2級建築士の資格を勝ち取った学生に
建築士専科 太田聡美さん
太田さんは、大学を卒業後専科に入学。大阪工業技術専門学校の入学を決めた理由は毎年二級建築士合格率、就職率がとても高いことが決め手だったそうです。
大学生の時は、座学も多くあまり図面を描く機会もなく入学するにあたり、ついていけるのか不安であったが、実際に入学して、専科の授業では先生もとても丁寧にサポートしてくださり、同じ目標に向かって頑張る仲間がいたのでとてもいい刺激を受け励みになったと話してくれました。
専科では、各学科の卒業生や外部生もいるので、それぞれの2級建築士への思いがありとても良い環境で勉強できます。
また、彼女が専科でできた友達は財産だと言っていたことがとても印象的でした。
試験対策として、2か月の期間で60枚(1日あたり1枚のペース)の図面を描き体力的にも精神的にも大変だったようですが、耐久力を身に付けることができたそうです。建築系学科の学生は週に4回の授業で1枚の図面を描き上げるのでかなりの量であることがわかります。
彼女は有資格者となったことで、お客様の信頼の第一歩へとつながると言っていました。2級建築士の資格を取得したことで終わるのではなく、一級建築士のステップに踏み出せたことに喜びを感じていました。
またOCTの建築士専科の学生は、資格取得が目標ではなく、二級建築士を取得するためにどれだけ頑張ったかが大事。二級建築士がすごいのではなく、取るまでのプロセスが大事であり資格取得は私たちのスタート地点に過ぎないという考えを持ちここまで頑張ってきました。
12月16日には専科の終了式がありました。
中には、すでに就職先で働き始めている学生もいます。彼女たちが資格取得までに頑張ってきた努力に自信を持ち、二級建築士の資格を糧にそれぞれの将来の目標に向かって邁進して頂きたく思います。
BY:O.T