「福島区長へのプレゼンテーション ─私たちのまちづくり提案─」が2月8日(月)に本校で開催されました。
このプレゼンは、大阪市福島区の坂本幸三区長に、学生がまちづくり提案を直接行うものです。
提案を行うのは、今年で3回目となります。これまでこの会は福島区役所で行ってきましたが、
今年は坂本区長に足を運んでいただき本校で開催しました。
建築設計学科1年生は、グループ設計課題として「まちづくり提案」をおこないます。
11月末より1月の終わりまでの2ヵ月と少しですが、
JR新福島駅周辺地域を対象にまちづくりのための調査・分析をおこない
それにもとづきより良い町のための企画・提案を行いました。
それを学校の中だけの課題ではなく、行政に向って提案しようというものです。
プレゼンは学校内で選抜された3チームによって行われました。
司会・運営も学生たちが行います。
司会者も発表者も区長を前にやや緊張気味です。
坂本区長は学生の提案に対して、現場の実際に即しながら、丁寧に講評していただきました。
講評には、建築家の木村貞基先生、吉井歳晴先生にも入っていただきました。
ベナン共和国からの留学生マコンデ・コムラン・ギ君も緊張のプレゼンです。
最優秀賞の「区長賞」は、チーム FOUR ONEが受賞。
FOUR ONEの提案は、福島区の花でもある、
野田藤を通じて地域住民間のコミュニティづくりしようとするものです。
大阪・福島と野田藤の歴史を紐解き、
これまでの区や「ライオンズクラブ」、「のだふじの会」の活動を含めて、あたらな可能性を探るものです。
坂本区長はまだまだ詰めるところがあるものの、この提案に高い評価をいただきました。
授賞式のあと、坂本区長からはまちづくりについてのご自身の経験などを交えながら、
仕事をする上での気概・考え方・行動など熱く語っていただきました。
学生たちもまちづくり提案の実現に向けてさらに進めていく覚悟を決めたようです。
坂本幸三区長ありがとうございました!